2017-07

育ち方と環境と、現場

2017-06-17

Category :日々のこと

ご無沙汰してます。



ふと、思ったことがあります。
私は、どちらかというと
「幸せな」思考なんだと。


「きょうだい児」(障がいをもつ兄弟姉妹がいるひと)
について、いろいろとサイトや掲示板、知恵袋なんかを見てみると。

わりと、考え方が二つに、ざっくりと別れるんですね。

--ひとつ。
...あいつがいるから、自分は愛されてないんだ
...障がいをもつあいつが、嫌いで、うざったい
...こんな家に、産まれたくなかった
障がいを持っているからって、可哀想なんては思えない、偽善的だ。


基本的に、ネガティブで、どこかにきょうだいへのなんとも言えない、複雑な心境と戦っている方々

--ひとつ。
...あいつかいることで、いろんなことを日々学んでいる
...あいつを見ているうちに、面倒見がよく育った気がする
...いつも賑やかな家庭だ
...あいつが笑うと、なんとなくほっこりする
...この家に産まれて、よかった


ポジティブで、いつも家族の、ひとのためを考えるひと。


私は、このふたつの中間にあります。

それこそ生まれたころから、よく兄たちの授業参観やら、運動会、そして文化祭に顔を出していた時期もあります。
いまでも、兄の薬(てんかん止め)を貰うのにやら、血液検査だとか、毎回ではないですが、付いていくこともあります。

そこで見るんです。聞くんです。
たくさんの、杖をつく音、車椅子のキュッキュとした音、寝たきりの方のベッドの軋み。
赤ちゃんの悲鳴、野太い唸り声、時にはパニックのひとが、隔離室へ流れていくときの、重い扉。


そういうのを、目の当たりにすると、なんとなーく、思うんです。

「どれだけの人間が、この現場を知っているのかな」と。
どれだけの健常者が、ハンデを持つ彼らの悲鳴を、唸りを。
本当に「理解しようと」思えているのか。




...それって、ほとんどは。
子供のころに植え付けられる記憶や、噂話を聞いての、「先入観」とかなのかな、と。

私に関しては。
当人がいるのと、そのお友達のことも聞いたりするから。
「あの人は、変だ」
とかもそこまで思わなければ。
「あの人は障がい者なんだ、だから優しくしないといけない」
とも、なにか違ってました。だって、「だから」って、なんで? 「ひとに優しく」とは違うの?


こうも思います。
「障がいを持っているからっていって、どうして兄たちがそこまで目立つの?」
特に、子どものころはそんな風に思うこともありました。苦笑
でも、きょうだいへの複雑な気持ちと、毎日のように独りで格闘してもいます。今もあります。苦笑



「みんな平等」が、物理的に難しいのはわかってる。けど、だからといって、

何でもかんでも、「やってあげる」ことばかりが優しさとは、思わない。
「自分でできるようにすること」にも、ちゃんと意味はあります。

それを、わたし達は、知って、ちゃんと自分の頭で、考えなきゃいけないんじゃ
ないのかな、と。




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家族でも、上手くいくこといかないこと *TOP* 終わりに ――変わらぬ想い――

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月凪あゆむ

Author:月凪あゆむ
 家族構成
・父
・母
・長男、   自閉症
・兄(次男)、 脳性麻痺+自閉症
・長女(当人)、統合失調症

となります。
個性あふれる一家ですが、どうぞよろしくお願いします。

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